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生理学講座 神経機能分野

生理学講座 神経機能分野

生理学講座 神経機能分野

講座について

様々な分子が集合して細胞が形成され、様々な機能をもった細胞が集合して器官が形成され、様々な器官が集まると体が形成されます。ただし、集まるだけでは、生命はやどりません。生きるということは、驚くほど巧妙に個々の細胞や器官が連携して活動している状態に他なりません。我々は、実に巧みな人体の制御機構を、感覚・神経系を対象として講義・実習・研究で伝えることを目標としています。
生きるということは、内外の様々な情報を各種感覚器官で取得し、脳で情報を処理して、行動に移すことです。我々は、嗅覚器および味覚器などの感覚器における情報の受容からその情報処理の機構に焦点をあてて、研究を続けています。また、情報の出力制御機構も病態と関連づけて研究の対象としております。

スタッフ紹介

教授

高草木 薫タカクサキ カオル

准教授

野口 智弘ノグチ トモヒロ

事務補助員

渡辺 千寿子ワタナベ チズコ

教育

医学科・看護学科における担当科目

(大学院担当科目については博士課程HPを参照)

医学科講義

  • 第2学年「総合科目・機能形態基礎医学I」の中の「人体生理学」のうち、「感覚」および「脳神経」   計25コマ
  • 第2学年「基礎医学特論」   1コマ
  • 第3学年「医学英語IV-A」  30コマ
  • 第3学年「選択必修コース」  30コマ
  • 第3および第4学年「選択必修コース・講義」  2コマ
  • 第4学年「医学研究特論」  90コマ
  • 第4学年「医学英語IV-B」  30コマ

医学科実習

  • 第3学年「基礎医学実習II」(人体生理学実習)のうち4テーマ
    「脳波」、「神経伝導」、「心電図・心エコー」、「循環調節」  計90コマ

看護学科実習

  • 第1学年「人体観察実習」のうち「脳波」

研究

主な研究テーマ

  1. 嗅覚系に発現するTRPチャネルの生理機能
  2. 尿中生理活性物質および匂い物質の嗅覚系における受容・脳内処理・作用機構
  3. 抗ガン剤による感覚異常