生理学講座 神経機能分野
生理学講座 神経機能分野
生理学講座 神経機能分野
講座について
様々な分子が集合して細胞が形成され、様々な機能をもった細胞が集合して器官が形成され、様々な器官が集まると体が形成されます。ただし、集まるだけでは、生命はやどりません。生きるということは、驚くほど巧妙に個々の細胞や器官が連携して活動している状態に他なりません。我々は、実に巧みな人体の制御機構を、感覚・神経系を対象として講義・実習・研究で伝えることを目標としています。
生きるということは、内外の様々な情報を各種感覚器官で取得し、脳で情報を処理して、行動に移すことです。我々は、嗅覚器および味覚器などの感覚器における情報の受容からその情報処理の機構に焦点をあてて、研究を続けています。また、情報の出力制御機構も病態と関連づけて研究の対象としております。
スタッフ紹介
客員教授
高草木 薫タカクサキ カオル
准教授
野口 智弘ノグチ トモヒロ
事務補助員
渡辺 千寿子ワタナベ チズコ
教育
医学科・看護学科における担当科目
(大学院担当科目については博士課程HPを参照)
医学科講義
- 第2学年「機能形態基礎医学Ⅱ」の中の「感覚」および「脳神経」 29コマ
- 第4学年「医学研究特論」 150コマ
- 第4学年「健康弱者のための医学」の中の「生理学等の身体特性」 1コマ
医学科実習
- 第2学年「生理学実習・演習」のうち3テーマ
「脳波」、「神経伝導」、「循環調節」 計45コマ
看護科講義
- 第1学年「形態機能学」の中の「生理学」 12コマ
看護学科実習
- 第1学年「生体観察実習」のうち「脳波」 5コマ
研究
主な研究テーマ
- 姿勢・歩行の運動制御
- 嗅覚と呼吸の相互作用