旭川医科大学基金
旭川医科大学基金
旭川医科大学基金
ご挨拶
いつも本学をご支援いただき、ありがとうございます。おかげさまで、本学は昨年11月に開学50周年を迎えることができました。50周年を期に本学としての理念を再確認し、「旭川医科大学は、豊かな自然環境の中で真摯な教育及び研究活動を行い、医学・看護学の発展に尽くすとともに、地域及び国際社会における保健・医療・福祉の向上に貢献する。」と定めました。この新しい理念を全教職員・学生と共有し、北海道が抱える地域医療問題を解決するとともに、日本有数のレベルの高い医科大学を目指すため、教育と研究を重視し、我が国の今後の医療を担う学生たちに「生きた教育」を行えるよう精進いたします。
昨今、本学を含めた国立大学および国立大学病院は物価高騰、光熱水費増、人件費増、働き方改革への対応などの外的要因により財政的な苦境に陥っております。現在、本学でも財務改善のために最大限努力しておりますが、皆様からのご支援が以前にも増して必要な状況です。皆様からいただいたご寄付は、学生の学修環境改善や留学支援、留学生支援、研究活動支援、本学病院の環境改善など、さまざまな面において有効に使わせていただきます。なお、昨年の50周年基金で計画しておりました学生食堂のリニューアルは来年度中に着工する予定です。
人口減少、少子高齢化が急激に進むとともに、社会情勢が激変する困難な時代ですが、私たちは、地域の皆様に信頼され、誇りに思っていただける旭川医科大学を目指して全力で取り組みます。皆様方におかれましては、本学のこれからの歩みに期待していただき、今後とも本学基金へのご協力をよろしくお願いいたします。
旭川医科大学
学長 西川 祐司