臨床検査・輸血部
施設について
臨床検査・輸血部は中央診療施設の一つとして質の高い臨床検査・輸血の業務を実現することで診療支援を行っています。また教育研究機関である大学病院として、医学科、看護学科の学生、研修医に対する臨床検査・輸血に関する教育や研究についての役割も担っています。
臨床検査・輸血部では中央採血室の管理・運営、生理機能検査(心電図検査、呼吸機能検査、脳波検査、筋電図検査)、心血管・腹部超音波検査、微生物検査、遺伝子検査、免疫・生化学検査(腫瘍マーカー、アレルギー、感染症検査など含む)、血液・凝固検査、骨髄検査、一般検査、輸血検査、細胞検査などを行っています。また、夜間・休日には緊急検査室を稼動させることで2次、3次の救急に対応し得る緊急検査・輸血検査を行っています。年間の臨床検査件数はおよそ450万件で、高いコストパフォーマンスを維持しています。2020年より世界的に大流行した新型コロナウイルス感染症のPCR検査等の運用にも携わり、来院・入院される患者さんや働く医療スタッフの安心・安全を守ることに日々努めております。
臨床検査は、病気を発見するためだけでなく、病気の経過を知る上で診療に重要な役割を果たしています。今後、ますます細分化し、専門性が強くなる臨床現場からの要求・問い掛けに、迅速で質の高い検査データでお応えしていけるよう心がけています。輸血は一種の移植療法ですから輸血部門は、安全で適正な輸血療法の実施に取り組んでいます。輸血用血液製剤及び自己血の保管管理・供給、輸血検査を行い、造血幹細胞移植のための細胞採取・保存・管理を行っています。
医学の発展や科学技術の革新とともに医療検査技術も飛躍的に進歩しています。私達は日常の業務と研究に努力を重ね、高度な医療の一端を担うとともに、患者の皆様に安心して検査をうけていただけるように心がけてサービスの向上に力を入れています。
スタッフ紹介
部長
坂本 央サカモト ナカ
副部長
齊藤 江里香サイトウ エリカ
副部長
佐渡 正敏サド マサトシ