透析センター
施設について
- 当センターでは、急性腎障害や慢性腎臓病患者の血液透析導入、検査手術目的で入院中の維持透析患者に対する血液透析や血液濾過透析、自己免疫性疾患など難治性疾患に対するアフェレシス療法、腹水濾過濃縮再静注療法など、血液浄化療法全般を診療各科と協力しながら行っています。
病床数6床で運用していますが、血液透析・血液濾過透析は年間のべ2400件程度、アフェレシス療法は年間のべ200件程度行っています。 - 重症患者や対象疾患の増加により透析・アフェレシス療法ともに増加傾向にあります。高度な血液浄化管理が必要な症例も多いため、施行中の安全管理はもちろん、多職種でのカンファレンスを通じて患者情報共有を徹底する事を心がけています。
- トピックス
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・急性腎障害に対する急性血液浄化療法
・自己免疫性疾患や難治性疾患に対する各種アフェレシス療法
・難治性腹水に対するCART(腹水濾過濃縮再静注療法)
・難治性ネフローゼ症候群や重度蛋白尿を呈する糖尿病性腎症に対するLDLアフェレシス療法(腎臓内科)
・重症下肢虚血に対するレオカーナ®を用いたLDLアフェレシス療法(血管外科)
・炎症性腸疾患に対するGMA(顆粒球単球吸着療法)(消化器内科)
スタッフ紹介
センター長
中川 直樹ナカガワ ナオキ
副センター長
松木 孝樹マツキ モトキ
主な業務内容の紹介
透析業務
- 血液透析
- 血液濾過透析(オフライン、オンライン、間歇補充療法)
アフェレシス業務
- 単純血漿交換療法
- 選択的単純血漿交換療法
- 二重膜濾過血漿交換療法
- 血液吸着療法(LDL、β2ミクログロブリン、エンドトキシン、活性炭)
- 血漿吸着療法(LDL、免疫、ビリルビン)
- 顆粒球単球吸着療法
- 腹水濾過濃縮再静注療法