光学医療診療部
スタッフ紹介
部長
藤谷 幹浩フジヤ ミキヒロ
副部長
盛一 健太郎モリイチ ケンタロウ
主な診察内容の紹介
光学医療診療部の特徴
- ハイビジョン画面を標準装備した約100万画素の内視鏡スコープ
- 超細径経鼻挿入型内視鏡(外径が約5mm)による苦痛の少ない内視鏡検査
- 癒着のある方でも楽に検査ができる細径の大腸内視鏡スコープを常備
- 短期間の入院で消化管腫瘍が根治できる内視鏡治療
- カプセル内視鏡,ダブルバルーン小腸内視鏡による最新の小腸診療
- 光デジタル法による最新の診断
- 呼吸器内視鏡による最新の肺疾患レーザー治療
- カラー蛍光気管支鏡による気管支病変の診断
- EBUS-TBNAによる、精度の高い縦隔病変の診断
- バーチャル気管支鏡とEBUS-GSを併用した、精度の高い末梢病変の診断
- 徹底した感染対策
光学医療診療部の概要
光学医療診療部は、平成18年4月に開設され、増加する内視鏡検査・治療のニーズに応えるために、学会認定の指導医・専門医や内視鏡技師を中心とした診療体制のもと、各診療科の医師が協力して高度な医療技術を安全かつ円滑に提供するように日々努力しております。
当診療部は、床面積405mm2と十分に広いスペースに、検査ユニット4台と内視鏡透視室1室、4台のリカバリーベット、面談室2室、前処置室1室、専用トイレ3室、内視鏡洗浄室1室を有し、待合室と前処置室には待合い患者様のためにテレビを設置しています。
内視鏡機器は消化器内視鏡5セット、呼吸器内視鏡1セット、病棟用移動内視鏡1セットが常備され、すべてハイビジョン画面を標準装備し、拡大機能を有する約100万画素の内視鏡スコープです。また、最近開発された、超細径経鼻挿入型内視鏡(スコープ外径が約5mm)も常備しており、“内視鏡はつらい検査”という固定観念を払拭したスクリーニング検査を日常診療で行うことができます。同様に、癒着のある方でも楽に検査ができる細径の大腸内視鏡スコープも常備しております。また、異常な部位を色の変化で表示する光デジタル内視鏡、さらに最新のダブルバルーン小腸電子内視鏡システムも保有しております。また、2008年からはカプセル内視鏡を導入し、簡便かつ苦痛が少ない小腸内視鏡検査が行われています。今後さらに、細胞内部まで観察できるような内視鏡機器も取り入れていきたいと考えております。呼吸器内視鏡の分野では、肺癌患者治療としてダイオードレーザーを用いたPDT用レーザー照射装置、カラー蛍光気管支鏡による気管支病変の診断、EBUS-TBNAによる精度の高い縦隔病変の診断、バーチャル気管支鏡とEBUS-GSを併用した精度の高い末梢病変の診断など、最新のテクノロジーを駆使した内視鏡診療を行っており、苦痛が少ない最先端の診断と治療を患者様に提供しております。
内視鏡透視室にも新しいデジタルX線透視装置が導入され、胆膵疾患の診断や治療を中心に使用されております。本透視装置システムはフルフラットパネルを標準装備したデジタルX線装置であり、消化管造影検査や他の造影検査にも対応できます。これまでのアナログ式X線透視装置と異なり、アームレスであることから検査台周囲の360°がフリースペースとして確保でき、広いスペースでの検査・治療が可能となるばかりでなく、安全面として被ばく線量も軽減されます。
その他にも、最新の炎症性腸疾患診療や消化管腫瘍に対する粘膜下層剥離術などを行っております。
詳しくは以下にお問い合わせください。
お問い合わせ先
旭川医科大学病院 光学医療診療部
藤谷 幹浩
TEL:0166-65-2111 (内線3377)