周産母子センター
施設について
旭川医科大学病院周産母子センターは平成13年8月、産婦人科産科部門と小児科新生児部門を集約し、協力して周産期母子医療にあたることを目的に設置されました。道北、道東の三次医療機関として高度先進医療を提供するとともに母子中心の医療を実践しています。
入院は休日・夜間の緊急新生児・母体搬送も受けいれており、24時間対応をしています。
- お知らせ
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道北道東の周産期医療の最後の砦として高度医療の提供を行っています。
ユニセフ・WHOから「赤ちゃんにやさしい病院」に認定され、母乳育児支援を通して地域や関連病院への母子医療の普及に取り組んでいます。
スタッフ紹介
教授
長屋 建ナガヤ ケン
講師
岡本 年男オカモト トシオ
助教
二井 光麿ニイ ミツマロ
助教
金井 麻子カナイ アサコ
助教
吉澤 明希子ヨシザワ アキコ
助教
中西 研太郎ナカニシ ケンタロウ
主な業務内容の紹介
新生児部門
新生児部門では、新生児病棟(NICU認可病床9床、GCU 12床)および産科病棟を中心に診療、教育、研究を行っています。道北道東地区の新生児医療の最後の砦として高度先進医療の提供が可能であり、早産児をはじめとし、外科疾患や生まれつきの病気をもった赤ちゃんの診療を行っております。
NICUは救命救急の場であると同時に育児の場であり、できる限りご両親と赤ちゃんのための時間と空間をつくるように心がけています。在胎期間36週以降で出生し大きな合併症がなければ出生直後から終日の母子同室育児を行っています。
産科部門
産科部門では、正常妊娠・分娩は勿論、他院で管理困難な重症妊娠合併症や重篤な切迫早産症例などを外来、母体搬送問わず可能な限り受け入れています。当院の外来診療では、一般の妊婦健診はもとより、胎児超音波診断による胎児心奇形などの出生前診断を行っています。また早産、妊娠高血圧症候群の予防や妊娠糖尿病のスクリーニングを施行し、周産期予後の改善に努めております。当院で出産予定でない方でも、妊娠出産、あるいは胎児の健康に心配・不安のある方の受診にも応じていますので、ご相談ください。希望者には助産師を中心とした外来も設けております。
また、大学病院という利を生かし、各診療科と連携し、胎児及び母体の集中的な管理(産科超音波検査、羊水検査、胎児MRI検査など)、分娩を行っています。