本院職員は、医療人としての職責の重大性を認識し、本院の理念・基本方針に基づき、次のとおり職業倫理を定めます。

1. 生涯学習の精神を保ち、知識と技術の習得に努めるとともに、医学及び医療の進歩・発展に尽くします。 
2. 職業の尊厳と責任を自覚し、教養を深め、品格を高めるよう努めます。
3. 医療を受ける人びとの人格を尊重し、優しい心で接するとともに、医療内容についてよく説明し、信頼を得るよう努めます。
4. 医療を受ける人びとのプライバシーを尊重し、職務上の守秘義務を遵守します。
5. 互いに尊敬し、協力して医療を行います。
6. 医療の公共性を重んじ、医療を通じて社会の発展に尽くすとともに、法規範を遵守します。
    

　本院職員は、医療を受けるすべての人の尊厳、人権に十分配慮し、本方針に従って質の高い医療を提供します。

1. 関係法規を遵守し、ガイドラインを尊重して、診療を行います。
2. 医療を受けるすべての人の尊厳、人権に関わる以下の事項等については、関係する倫理委員会などにおいて十分に審議し、診療方針を決定します。
   （１）　安楽死、尊厳死、延命治療などの生命の尊厳に関わる問題
   （２）　医療を受ける人びとの信仰、信条に関わる問題
3. 医療の発展のための臨床研究については、関係する倫理委員会などにおいて十分に審議し、研究方針を決定します。