北海道では現在もエキノコックス症の発生がみられます。また、世界の多くの国ではエキノコックス症や有鉤嚢虫症を含む寄生虫感染症が未だ蔓延しています。これらの感染症では、早期診断と治療が重要であり、当講座ではエキノコックス症と有鉤嚢虫症の診断法確立のため研究を行ってきました。さらに、迅速診断のための血清検査キットを開発し、世界各地での利用が期待されています。
医学の分野において重要な感染症を引き起こす一方、寄生虫というのは「他の生物に寄生し、ときに複数の中間宿主を使ったり外界で発育したりする」という大変興味深い生物です。その生態、宿主体内での発育や宿主との相互作用について、医学のみならず生態学、分子生物学および進化学等の広い分野にわたる研究を行っています。
教 授 : 迫 康仁 (さこ やすひと)
医学科における担当科目
医学科講義
必修科目(第2学年) 寄生虫学(15コマ) 必修科目(第2学年) 基礎医学特論(1コマ) 必修科目(第2学年) 免疫学(5コマ) 選択科目(第1・2学年) 環境科学(2コマ) 必修科目(第3学年) 医学英語WA(30コマ) 必修科目(第4学年) 医学英語WB(30コマ) 必修科目(第4学年) 医学研究特論・寄生虫学(90コマ) 選択必修科目(第3学年) 選択必修コース・寄生虫学(30コマ)
医学科実習
基礎医学実習W(第3学年) 寄生虫学(21コマ) 免疫学実習(第2学年) 免疫学(9コマ) 選択臨床実習(第6学年) 寄生虫学(2週間)
主な研究テーマ
代表研究
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