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講座について

旭川医科大学心理学研究室は、医療活動の質の向上に役立つ心理学教育を実践するとともに、行動心理学や認知神経科学を中心に基礎的な研究を続けています。また、得られた知見を臨床・応用場面で活用することを目標に掲げ、医療、看護、教育などの分野と積極的な連携をはかっています。

当研究室では、これらの分野に興味のある共同研究者や大学院生を募集しています。大学院生については、医学部卒業者のほか、医学部以外の修士課程を修了した方も応募可能です。当研究室には、近赤外分光法測定装置をはじめとする各種の研究設備が整っており、脳機能イメージング研究や、応募者が興味を持った各種テーマについて指導します。

スタッフ紹介

教授

池上 将永イケガミ マサナガ

教育

当教室では、医療に役立つ教育を目標として、現在、以下の講義や実習を担当しています。

  • 医学科 心理学 (基礎心理学、臨床心理学、発達心理学の講義)
  • 医学科 心理・コミュニケーション実習 (基礎心理学、臨床心理学関係の実習)
  • 医学科 医学研究特論 心理学 (心理学関連の論文購読、実験実習およびプレゼンテーション)
  • 看護学科 発達心理学 (基礎心理学、発達心理学の講義)
  • 大学院 基盤医学特論-近赤外分光法を用いた高次脳機能計測
  • 医学科・看護学科 選択科目:人間と行動(青年期の心理と行動)
  • 医学科・看護学科 選択科目:人間と行動(感情心理学)

研究

当研究室では、心理・行動のメカニズムについて、多角的に研究しています。たとえば、近赤外分光法という装置を使うと、人間が様々な 心理的活動を行っているときの大脳の血流量の変化をリアルタイムで見ることできます。これは、心理的活動の脳内メカニズムを解明する上で、とても役に立つ方法です。これらの脳活動データと行動測定を組み合わせることによって、心理・行動についての理解をより深めることが出来ます。当研究室では、これらの手法を用いて、神経発達障害の理解と支援に貢献できるよう、研究を進めています。