旭川医科大学病院

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受付
時間

平日 午前8:30~12:00

土日祝日・年末年始は休診日です

電話
番号

0166-65-2111(代表)

時間外受付・救急受付は0166-66-9901

小児科(小児科・思春期科/新生児科)

診療科について

旭川医科大学小児科では、500g未満の超低出生体重児から50kgを超える子どもたちまで、新生児期から思春期までの子どもを対象として、その成長と発達を支援しております。私達が担当します医療圏は広大であり、北は稚内、南は富良野・十勝清水、東は網走・斜里までに及びます。これらの地域の周産期医療を守りつつ、そこで生活している全ての子ども達が必要とする支援を必要な時にいつでも受けられる体制を整えております。日常の診療は、6つの専門グループ(感染・免疫・腎臓、循環器、血液・腫瘍、内分泌・糖尿病、新生児、神経)に分かれて担当しておりますが、各診療グループ間の連携と協力により、子どもの全ての疾患に対して専門的かつ総合的に対応できるチームを構成しています。大学病院4階には、周産期および小児医療部門が集約され、NICU・GCU・小児内科・小児外科が一つのユニット(小児総合医療センター)として機能する大学内小児病院化が実現しており、複数患者の骨髄移植にも対応できるよう4床の無菌室も完備しております。また、外来には子どもの発達診療センターを設置し、常勤の公認心理師とともに急増する神経発達症のお子さんへの対応にも力を入れております。私達は、子どもの病気を診るのではなく、病気の子どもを診るという全人的医療の実践を目指しております。

お知らせ

当科は下記の専門医研修施設として認定されております。
小児科専門医研修施設、小児感染症専門医研修施設、小児循環器学会修練施設、
胎児心エコー専門施設、周産期専門医基幹認定施設、日本内分泌学会認定教育施設、日本糖尿病学会認定教育施設、小児神経専門医研修施設、てんかん専門医研修施設、血液学会専門医研修施設、小児血液がん学会専門医研修施設群(北海道小児血液・がんコンソーシアム)

スタッフ紹介

教授

髙橋 悟タカハシ サトル

教授(周産母子センター)

長屋 建ナガヤ ケン

講師(周産母子センター)

岡本 年男オカモト トシオ

講師

中右 弘一ナカウ コウイチ

講師

長森 恒久ナガモリ ツネヒサ

講師

鈴木 滋スズキ シゲル

講師(腫瘍センター)

更科 岳大サラシナ タケオ

助教

石羽澤 映美イシバザワ エミ

助教(周産母子センター)

二井 光麿ニイ ミツマロ

助教

田中 亮介タナカ リョウスケ

助教

竹口 諒タケグチ リョウ

助教

岡 秀治オカ ヒデハル

助教

佐藤 雅之サトウ マサユキ

主な診察内容の紹介

外来

総合外来と専門外来があります。また、発達障害や心身症診療を専門に行う「子どもの発達診療センター」が併設されています。

【当科で行っている専門外来】

  • 感染・免疫外来
  • 予防接種外来
  • 腎臓外来
  • 血液・腫瘍外来
  • 神経外来(子どもの発達診療センターを含む)
  • 内分泌・糖尿病外来
  • 循環器外来
  • 新生児発達外来(乳幼児検診を含む)

病棟

4階フロアーに新生児・小児関係の部門が集約され、NICU・GCU・小児内科・小児外科が一つのユニット(小児疾患センター)として機能する大学内小児病院化が実現しています。

神経

神経外来ではてんかん、精神遅滞、変性疾患、脳炎・脳症、筋疾患のほか、注意欠陥多動性障害・自閉症スペクトラム障害・学習障害などの発達障害や心身症など幅広い神経疾患を対象とし、小児神経専門医、てんかん専門医の指導のもとで診療を行っております。発達障害や心身症を疑われる患者さんの診療は、「子どもの発達診療センター」に所属する医師と臨床心理士が行います。受診を希望される方は、予約が必要です。小児科外来へ電話でご希望をお伝え下さい。

診療内容紹介:感染・免疫・腎臓

感染・免疫外来では急性感染症の診療はもちろん、HIV感染症やウイルス性肝炎などの慢性感染症の診療や、アレルギー疾患、自己免疫性疾患、消化器疾患などの診療を行っています。また予防接種外来を担当し、地域の予防医学に貢献すると共に、各地方自治体からの相談も受けています。腎臓外来では学校検尿などで見つかった血尿や蛋白尿をはじめ、腎炎、ネフローゼ症候群、先天性腎尿路奇形、腎不全といった小児腎臓病全般の診療にあたっています。

診療内容紹介:血液・腫瘍

外来では小児期の血友病や再生不良性貧血等をはじめとする血液疾患および白血病、神経芽腫、腎腫瘍、肝腫瘍、脳腫瘍など全ての小児がんを診療しています。血液内科など他診療科と連携して思春期・若年成人(AYA)世代の患者さんの診療も積極的に行っています。再発リスクが高い白血病や骨髄不全症、先天性代謝疾患など造血細胞移植が必要な患者さんには移植治療も行っており、道内で札幌市以外では唯一の小児造血細胞移植施設です。小児がんや移植後の長期フォローアップについても、小児科の他グループの専門医や血液内科をはじめとする成人領域の専門医、他施設の医師と連携して切れ目ない体制で診療を行っています。

診療内容紹介:内分泌・糖尿病

内分泌・糖尿病外来では低身長、性分化異常症、思春期発来異常、副腎疾患、甲状腺疾患などの各種内分泌疾患や、糖尿病、肥満および代謝疾患などの診療を行っています。大学病院での診療のほか、道北・道東の関連病院での小児内分泌専門外来とも相互に協力しています。また新生児マススクリーニング:内分泌疾患の北海道におけるセンターとしても機能しています。  お子さんの成長の経過を確認することは診断・治療のために大変有用です。受診される際には、母子手帳や出生からの発育記録などをご持参ください。

診療内容紹介:循環器

循環器外来では新生児から成人期までの先天性心疾患、肺高血圧症、不整脈、心筋症、川崎病などの小児循環器疾患全般の診療を行っています。年間の外来受診者数はのべ約1500人、そのうち外来心エコーは約800件です。また産科との協力で胎児心エコー検査も外来で施行しています。

診療内容紹介:新生児

4階東病棟周産母子センターはUNICEF/WHOから赤ちゃんにやさしい病院として認定をうけており、母乳育児を中心に母子への支援を行っています。NICU/GCUでは主に早産児、病的新生児、外科疾患を有する新生児の診療に当たっています。当センターは北海道北部、東部で新生児外科疾患を扱うことのできる唯一の医療機関であることから毎年多くの外科疾患を受け持っています。また膜型人工肺、血液透析、血液濾過をはじめとした高度先進医療を必要とする新生児疾患にも対応しています。
新生児発達外来では当センターを退院した新生児の成長発達のフォローアップ、合併症を持つお子さんへのサポートを中心に診療を行っています。

外来のご案内

小児科・思春期科/新生児科:1階 12番

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入院のご案内

小児科・思春期科:4階西(小児総合診療センター)

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